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仕事内容(技術職)

技術職の仕事内容


お客様が求めているものを製作する

技術職として企画の段階から設計、製造に至るまで現場の全工程を担当。社内外問わず多くの人とコミュニケーションをとりながら多種多様な製品を生み出し、お客様が求めているものを製作していきます。

 〈主な仕事内容〉

  • ・金型設計 (3DCAD)
  • ・データの図面化と加工の段取り
  • ・加工プログラム作成 
  • ・NC工作機械加工
     (マシニングセンタ、ワイヤー放電加工機、NC放電) 
  • ・汎用機械加工 (フライス盤、旋盤) 
  • ・手仕上げ (面取り、手磨き) 
  • ・トライ成形 (射出成形機を使用し部品を成形) 
  • ・加工方法の検討、課題の抽出 (3Dデータ・図面)



技術職の仕事の流れ


基本的には下記の一連の流れに沿って金型製作を進めていただきます。もちろん、いきなりこのすべての流れを行っていくのではなく、少しずつ仕事を覚えていき、最終的にすべての工程をできるようになっていただきます。技術を増やしていくことで、最終的に一人で金型を製作できる技術が身に付きます。

◆ 製作物の打合せと課題抽出
製品の製作前に、3Dデータや図面をみて、加工方法を検討します。
求められる形状と効率よく加工できる工法を検討して、お客様と打ち合わせを行います。
加工難易度が高い形状や、射出成形時に問題が起こりうる部分についてはお客様と相談の上形状変更提案を行います。


◆ 設計
3DCADを使用して、金型設計や部品加工用の3Dデータを作成します。
作られたデータは図面化し、加工工程や材料の準備など加工段取りを行います。
加工する際に治具が必要な場合は、治具設計も行います。


◆ 加工プログラム作成
加工には加工機を動かすための「NCデータ」を作成し、加工機に読み込ませて加工を行います。 ここで必要なのは加工する機械を適正に動かすためのノウハウと管理能力です。 加工する工具の選定や機械の特性を把握して動きをコントロールする技術が必要になります。


◆ NC工作機械加工
自動で稼働する機械は、マシニングセンタ、ワイヤー放電加工機、NC放電加工機などがあります。
加工プログラムを加工機に読み込ませ動かします。
加工物を機械にセッティングしたり、機械のメンテナンス、使用する工具の確認と適正な取り付けなどが重要になります。


◆ 汎用機械加工
自動で動かす機械以外にも人が手動で動かして加工するフライス盤や旋盤などがあります。
手動機械は、自動加工機では確認しづらい微調整などの加工を行う際に使用します。


◆ 測定
作られた部品、金型部品などは機械加工の後に適正に製作できたかを確認するために測定を行います。この測定の技術は出来栄えを見えるようにするために必要なスキルなので、入社して最初に身につけるスキルです。


◆ 手仕上げ
部品は面取りや磨きなど手仕上げで仕上げていきます。機械加工だけだと完結しない細かい作業は人の手で実施しています。
加工はここで終了ですが、金型製作の場合はもう少し続きがあります。


◆ トライ成形
金型は本来、「同じ形状のもの」を「安定して生産」するための道具のようなものです。
そのため、作られた金型で安定して生産できるか検証する必要があります。
これが「トライ成形」です。
トライ成形では初めて金型に材料を流し込んで生産するため、どのようになるか予測しながら作業を行います。樹脂の特性を事前に調査し、温度、圧力、速度をコントロールして成形条件を整えていきます。
出来上がった製品は外観検査や寸法測定などを行い製品が予定していた形状になっているかを確認します。
狙い通りにできていれば、そこで検査結果を記録してさらに成形時の作業手順を作成して金型製作が完了になります。



技術職の仕事の進め方


製造業は分業制の会社が多いですが、ミヨシでは分業制をとっていません。
もちろん、短納期や忙しい時などは分担して仕事を進めていくこともありますが、基本的には一人で金型の設計・製作・トライ成形まで社内のものづくりの全工程を担当して進めていきます。

量産金型など、同じ金型を複数製作する場合は分業制の方が効率がいいのですが、ミヨシでは同じ金型を複数製作することはほとんどありません。 ミヨシで製作している金型のほとんどが試作や小ロット成形用の金型。そのため、製作していく上でも工夫が必要で、一人ひとりが高い技術力を持つことが必要不可欠です。 全工程を担当することで問題点や改善点にもより気づきやすくなります。重要なところや改善が必要な部分には新技術を導入することで、更なるレベルアップが図れます。
また、1から自分の手でものを作り上げた時の喜びはひとしおです。やりがいをより感じることができるはずです。

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