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ゼロエミッション

脱炭素に向けた省エネ推進と化石由来の原料依存から変革

株式会社ミヨシでは2024年より【脱炭素に向けた省エネ推進と生産性向上および化石由来の原料依存から変革】をテーマに、ゼロエミッション実現に向けて、脱炭素の取り組みを実施しています。
かねてよりミヨシではエコアクション21の取り組みとして、電気使用量調査やダンボールの再利用、上質紙の有効活用などを行なってきました。エコアクション活動は継続しつつゼロエミッションを実現するべく、改めて戦略を策定しロードマップを作成しました。
ミヨシでの、ゼロエミッション実現に向けた取り組みの一部をご紹介します。
◆設備電力見える化
節電をするにあたり、機械ごとに使用状況によってどのような電力消費か分からないと省エネ対策が練りづらいと考え、電力計を導入し機器の機械ごとの使用電力の見える化を実施しました。
設備ごとに、電力使用量と合わせて使用状況(作業内容・稼働中or待機中)のデータを記録しています。記録したデータを分析し、総電力使用量のうち各設備が占める割合や、時間帯別の使用傾向が見えてきました。
現在は、消費電力が大きい設備の運用方法の検討、省エネ性能の高い機器への買い替えを検討しています。
【測定データの例】



◆断熱化工事(窓の二重サッシ化)
窓の断熱対策として、二重サッシを導入しました。設置前後の窓部分温度は、なんと約6℃の温度差が計測されました。さらに防音効果も発揮されています。
二重サッシを導入する前に、効果を検証するために窓にビニールシートを設置してみました。ビニールシートを設置した場所と設置していない場所とでは約4度の温度差が計測され、効果を確信し二重サッシの導入を決めました。
このように、お金がかからないことから気軽に始めて効果を実感し、設備導入の検討材料として参考にしています。




◆流動解析ソフト導入
弊社で行っているプラスチック製品を製作する際には様々な品質不良が存在します。
金型製作は精密な加工を要し、完成するまでに多くの作業時間とエネルギーを使うため、エネルギーの無駄な仕様を減らすためにはなるべく作り直しが無いようにする必要があります。
金型製作前に解析ソフトで樹脂の流れを検証することによって、金型製作後に起こり得る成形の不具合を予測できるようになりました。これにより、工数削減やコスト削減だけではなく、金型製作時に使用されるエネルギーの削減が期待できます。



◆廃プラの有効活用
廃棄物を種類別に測定した結果、ミヨシでは廃棄物の約7割が成形時に発生する廃プラスチック(以降廃プラと記載)でした。この廃プラの中から再利用が可能な材料を有効活用するため粉砕機を導入しました。2024年には約125kgの廃プラを再利用することが来ました。削減できた量やコストを社員全員に共有することで社員の環境意識に対するモチベーションアップに繋がっています。
廃プラを活用した製品製作にも挑戦しました。社内で集めたペットボトルキャップを粉砕した材料を使用した自社製品「カメレオンメモスタンド」は、一つ一つの出来上がりが違うので、世界にひとつの大切なものになります。今後も、環境に配慮した製品製作などを企画していきたいと思います。




◆オープンファクトリー開催
普段ものづくりの仕事に接点のない人にも私たちの仕事を理解してもらいたく、オープンファクトリー「かつしかライブファクトリー」を毎年10月の最終土曜日に葛飾区の工場十数社と一緒に開催しています。工場に足を運び、工場の設備を使い、その道のプロに教わりながらものづくり体験をするイベントで、ものづくり体験で作ったものを持ち帰り体験者の生活の中で使ってもらっています。
また2025年には墨田区のオープンファクトリーイベント「スミファ」に参加いたしました。ワークショップとして卓上射出成形機INARIを使った「カメレオンメモスタンド」や「アニマルクリップ」の成形体験を行い、環境に配慮したモノづくりを広めています。


省エネ活動で最も効果が高く、最も難しいのは「継続すること」です。チェックする仕組みを定期的に改良することで、ゼロエミッション実現に向けた省エネ活動を継続できると考えています。 ミヨシではこれからも「捨てられないものづくり」「人の役に立つものづくり」を続けてまいります。