

自社ECサイト『ミヨシ工房』で2024年2月より販売を開始した小さな動物型のクリップ『ミニアニマルクリップ』。
今回は、ミニアニマルクリップが製品となるまでの開発ストーリーをお話しします。






ミニアニマルクリップ製作のきっかけとなったのは、2022年5月に開催されたイベント『モノマチ2022』でのワークショップ体験のために製作したペンギン型のクリップでした。
手のひらサイズの金型を使用し自分の力で成形する手動の射出成形機INARI M12での射出成形体験は子供から大人まで幅広い世代から好評をいただき、多くの方にご参加いただきました。中には2日連続で体験しに来てくれた子供も。

▲『モノマチ2022』でのワークショップの様子

▲INARIM12と金型。金型は手のひらサイズととても小さい。

INARI用に製作していたアニマルクリップをミニアニマルクリップとして再製作することになったのは、2023年5月のこと。
ミヨシでは毎年10月に『かつしかライブファクトリー』という工場で職人の話を聞きながら、
そこで使われている機械や道具を使用しモノづくり体験をするワークショップ型のオープンファクトリーを開催しています。

▲2023年10月に開催されたかつしかライブファクトリー

▲かつしかライブファクトリーでの工場見学の様子

▲社内会議の様子。全社員で意見を出し合い会議を行いました。

▲INARIM12用の時と比べると半分ほどの大きさに。


▲実際の成形体験の様子。大人から子供まで幅広い世代の方にご参加いただきました。
しかしながら、ミヨシの本業は金型製作や成形で、製品の販売については未知の領域。手探りで製品化を目指していく中で、東京TASK地域内の事業者が主となって開発・製作した製品を対象とした東京TASKものづくりアワード2023に応募。デザインやモチーフなどが評価され、奨励賞を受賞しました。


▲東京TASKものづくりアワード受賞式の様子
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▲ミヨシ工房で販売中のミニアニマルクリップ