よくある質問
- 技術的な質問
- アルミで金型を作るとどのくらい成形できるの?
■ 技術的な質問
- アルミで金型を作るとどのくらい成形できるの?(簡易金型 / 量産出来る数量)
- 実績では1000ショットで金型が機能しなくなった、逆に100000ショット成形してもほとんど損傷が見られなかったケースがあります。
1000ショット程度で金型としての機能が失われるのは、複雑な形状や超エンプラと呼ばれる樹脂を使用し、高温条件下で連続成形する事などが原因であると考えられます。
100000ショット成形できた金型は機構自体も簡易的であり、成形材料も汎用樹脂と呼ばれる比較的低い温度で成形できるPPで成形していたためです。
つまり、製品の形状と使用される樹脂によってアルミ金型の場合、耐久度が大きく異なることになります。
※ 補足
高温化では金型の熱膨張により位置決めや押切と呼ばれる形状にずれが生じてきます。ずれが生じた部分には通常よりも強い摩擦が生じ、摩擦によりアルミニウムが擦れ、微量ではあるが剥がれ落ちていきます。
このアルミ粉が摺動する部分では研磨剤のような役目をし「かじり」という現象を引き起こします。
高温下で使用することを想定して、クリアランスを付ける事も可能ですが、クリアランスが生じたことにより樹脂が予定外の場所へ流れてバリが発生してしまいます。この現象があるとプラスチック製品としての機能を満たさなくなるため温度条件を金型の形状を加味した製作が必要になります。
